『セクシュアルハラスメント』と『セカンドハラスメント(二次的嫌がらせ)』の被害者の声です。
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きょう(2007年4月3日)の新聞で、ある投稿記事に目がとまりました。
投稿者は40代の男性でした。

教員の性犯罪
生徒に深い傷

教員による生徒に対する性犯罪ほど、生徒の心に深い傷を与え人間不信にさせるいじめはない。
報道によると、宮城県内では中学校の男性教諭(四〇)が男子生徒に数十回もキスを繰り返していたとして、懲戒免職処分を受けている。こうした被害の傷の深さは経験した者でなければ分からない。
私は小学四年の九歳のとき、大衆浴場で中年男性の痴漢に遭い、もてあそばれたおぞましい経験がある。その後、私はその浴場に行けなくなった。
小中学生が先生や生徒からのいじめ犯罪で不登校になり、加害者が処分される前に転校していく話を聞くと、心が痛む。
キスの強要は、れっきとした性犯罪だ。生徒間のいじめもその犯罪性は変わらない。加害者生徒にも、出席停止以上の厳しい処分が必要なケースがあるだろう。
信頼していた先生にわいせつ行為をされた男子生徒の心の傷の大きさが心配される。


以上、河北新報「声の交差点」より転載しました。
そして、宮城県で起きた事件記事が以下。


男子中学生にキス数十回の男性教諭を免職

宮城県教育委員会は16日、男子中学生にキスするなどのセクハラ行為を繰り返したとして県内の中学校の男性教諭(40)を懲戒免職処分にしたと発表した。

県教委によると、男性教諭は昨年2月から9月にかけて、「精神鍛錬」として部活動の指導中などに男子中学生に計数十回、キスを繰り返した。また8月ごろから10月にかけて毎日のように深夜、この生徒に1時間以上電話をかけるなどした。

生徒が学校に相談し、被害が発覚。教諭はキス行為の事実は認めていないが、県教委は生徒の話の方が信ぴょう性があると判断した。

県教委はこのほか、酒気帯び運転で事故を起こした高校の主任技師(56)を停職8カ月、生徒に体罰を繰り返した中学の男性教諭(42)を減給10分の1(1カ月)などの処分にした。

佐々木義昭教育長は「教育行政への信頼を損なわせ深くおわびする。再発防止に尽くしたい」とコメントした。

[2007年3月16日21時12分]

「nikkansports.com」より転載
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070316-170664.html



この事件のような、「加害者が男性で、被害者も男性」というケースは、もしかしたら表面化していないだけで、その数は案外多いのかもしれませんね(女性に対するセクハラだってそうなのですから)。
男子生徒の心の傷は私も心配です。救いは、加害者教諭が懲戒免職処分という妥当な結果となりましたことでしょう。

投稿記事のほうでは、投稿者自身が少年時代に痴漢の被害に遭っていたという告白がショッキングでした。
そして、投稿者の『こうした被害の傷の深さは経験した者でなければ分からない』という一文が、私の胸にズキリときました。
そうなのです。被害経験のない人たちに、被害者と同じ痛みを感じさせることは不可能です。私は被害に遭っていた当時、そのことを痛感し、絶望的な孤独感に苦しみました。私の感じている痛みは、誰にも――会社の連中にも、友人にも、家族にさえも――伝わらないのだ、と。


それが現在は、逆の発想となりました。
他人が被害者の痛みを感じることはできなくても、頭で理解することはできる!
被害者がどのような恥辱を受け、その後どのような道をたどり、最後にどのような精神状態におかれるのか――真実を知れば、性犯罪やいじめがなぜいけないのかを理解してもらえると思うのです。
だからこそ私は当ブログを書く決心をしたのです。
いまはひとりでほそぼそと記事を書いている状態です(セクハラ被害者のホームページやブログって無いに等しいんですよ。私が書こうと思った理由はそこにもあるわけなんですけどね)。
ですから、きょうの投稿記事を読み、社会問題と真剣に向き合っている方がいらっしゃることを知り、誠に嬉しく思っております。


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