『セクシュアルハラスメント』と『セカンドハラスメント(二次的嫌がらせ)』の被害者の声です。
TOP > > title − 支店長に相談TOP > B-7支店長へのSOS > title − 支店長に相談
N氏に会ってから一週間ほどが過ぎ、私はようやく支店長に電話をかけました。会社では相談するタイミングがまったくつかめず、やむなく自宅から支店長の携帯に連絡をしたのです。

そして、ついに相談する日が来ました。
定時の六時になると、私は急いで事務所を出ました。
支店長との待ち合わせ場所は、繁華街の中にあるホテルのロビーでした。この日は雨が降っていて足もとが悪かったけれど、私は小走りでホテルへ向かいました。

私がロビーに着いたときには、支店長はすでに来ていました。
「すみません。お待たせして」
私は、さしてきた傘をたたみながら言いました。
「じゃあ、下の店に行こうか」
私は支店長の言葉に従い、このホテルの地下にある店に向かいました。

店に入ると、ウェイターに傘を預け、案内された席に座りました。
その店には、以前、会社の飲み会で何度か来ていました。決まった時間になるとピアノの生演奏にのせて外国人女性が歌ってくれる、しゃれた店でした。

ウェイターに酒と料理の注文をしました。酒をはさんで話したくはなかったけれど、そんなことを言って支店長の機嫌を損ねでもしたら大変です。
オーダーを終えると、支店長が目を輝かせながら訊いてきました。
「なに? いったいどうしたの」 
心配しているというよりは、芸能人のスキャンダルでも聞くような興味津々といった表情が気になりました。
が、仕方ありません。私は話を切り出しました。
「T次長のことで、今ちょっと悩んでいて……支店長は忙しいから、話そうかどうか迷ったんですが、部下が悩んでいれば、上司は必ず相談にのってくれる、と知り合いに言われて……」

支店長は、普段から大きい声のトーンで言いました。
「そんなの当たり前ですよ。いやあ、電話で泣いてたから、辞めるって言うんじゃないかと思ってショックだったよ。忙しいとかそういうのは関係ないよ。部下が悩んでいれば相談にのりますよ。いったい何があったの」
そう言いながらもキラキラした彼の目がまだ気になったけれど、このときは言葉のほうを信じるしかありませんでした。

カクテルが運ばれてきたので、私はそれを少し飲みました。
そのあと、これまでのいきさつを話しました。


↓ランキング参加中です↓応援クリックお願いします↓

FC2ブログランキング   人気blogランキング   会社員・OLブログランキング

 | セカンド・ハラスメント〜セクハラの二次被害 |