『セクシュアルハラスメント』と『セカンドハラスメント(二次的嫌がらせ)』の被害者の声です。
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私が「セカンド・ハラスメント」という言葉を知ったのは、たぶん10年以上前だったと思います。「私の被害CaseB」の会社に勤める前のことでした。
そのころに読んだのが、セカンドハラスメントを取りあげた読みきりマンガだったのです。
残念なことに、マンガのタイトルも、漫画家の名前も、掲載されたレディスコミック名も、まったく思い出せません。
マンガ本は、まさか数年後に自分が被害に遭うなどとは考えもしませんでしたから、読んで間もなく捨ててしまいました。

でも、内容だけは覚えています。
主人公のOLが上司にセクハラされて、そのことが原因でほかの社員たちから冷たい対応をされるという、いわゆるセカンドハラスメントの話でした。それが途中から急に同僚が助けてくれることになり、セクハラはなくなり、ハッピーエンドとなりました。
それを若かりしころの私は、「そんなにうまくいくはずがない」と冷めた感想を持ちました。
マンガの後には解説があり、私は興味深く読みました。だから、「セカンドハラスメント」という名称と、その内容だけは記憶に残ったのでしょう。
(もしもこのマンガを覚えていらっしゃる方がいたら教えてください)

というふうに、ずいぶん前からこの言葉を知っていた私は、「セカンド・ハラスメント」とは、ごく普通に使われる一般的な言葉だと思っておりました。
被害に遭ったときも、すぐにこの言葉が頭に浮かびました。

おかしいなあ、と思ったのは、相談をしたときでした。労働局の人も、弁護士も、私が「セカンドハラスメント」と言っても無反応。そして私以外の誰も、この言葉はいっさい使用しなかったのです。

あれ? もしかして、みんなピンときてないの……?


それから数年のときを経ても、状況はあまり変わらないみたいです。
私のブログに関して、
「『セカンドハラスメント』という言葉を初めて知りました」
「『セカンドハラスメント』について、世の中の多くの方は理解されていない」
とかおっしゃる方がいて、やっぱりそうだったのか……って感じです。
二次被害で苦しんでいる人は私だけじゃないはずで、それも少なくはないでしょうに、この言葉を知らない人がたくさんいるのですね。

「セカンド・ハラスメント」とは「二次的嫌がらせ」という意味ですよね。
これはセクハラに限らず、ほかのハラスメントの被害者が受ける二次被害も「セカンドハラスメント」としてよいと思います。
たとえば、いじめられている者に「いじめられる側も悪い」と責めたり、「もっと強くなれ」と無茶を言ったりすること――これもひょっとしたらそうかもしれませんよ。

二次被害は、ほんとうに深刻な問題です。被害者に深い傷を負わせます。
そうならないために、多くの人々にセカンドハラスメントの実態を知ってほしいのです。どうか被害者たちの声に耳を傾けてください。


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